歯磨きの時間を長くすればきれいになると思っていたのに…

「あー、歯磨きしすぎですね」

子供のころから虫歯が多く、高校になるころには上下左右の奥歯につめもの状態。キャラメルを噛めばつめものは取れ、夏にはアイスを食べて歯にしみる…そんな状態でした。

さすがにうんざりしていたので、ある時「これは歯磨きをきちんとしないとダメだ」と思い、歯磨きを徹底することにしました。

ドラッグ・ストアで適当に購入していた98円程度の歯ブラシをある程度値段のする歯ブラシに変更し、歯磨き粉もそれなりのものに変更! 

今まで洗面台の前で適当にグシュグシュと歯ブラシを動かし、ものの30秒ほどで終えていた歯磨きタイムもテレビを見つつ数分に及ぶようにしました。

その結果、おかげさまで歯はつるつる! 歯ブラシを細かく動かすと良いという情報も手に入れ、歯の前から裏へ、そして歯の曲面をなぞるように丹念に磨くこと数週間。

すっかり習慣になり、しっかり磨かないと気持ちが悪いほどに…なったのですが、なぜか歯茎が少し違って見えるように。年齢を重ねると歯と歯茎の隙間が広がることは知っていたのですが、急に歯茎が衰えてきてしまいました。

「あれだけ歯磨きをちゃんとしているのになぜ…」と歯医者へ行くと「歯磨きしすぎです」とのこと。

歯をきれいにしようとするあまり、力強く歯磨きしてしまったようです。歯はきれいになったのに今度は歯茎が…。

それ以来、歯磨きはほどほどに優しくすることにしました。相変わらず奥歯につめものはありますが、昔ほど頻繁に歯医者へ足を運ぶことはなくなりました。

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